Episode 3.
「A PROLOGUE.」に至るまでの プロローグエピソード
いつも一緒に乗り越えて行きたい
結婚式の準備をする中で、どんなに仲の良い新郎新婦さまでも時には平穏でいられない時もあります。
忙しい日常生活の中に、決める事がたくさんある結婚式の準備が入ってくる事で時には負担に思う事もあるかもしれません。
結婚式のお打ち合わせをしていてもお互いの主張が食い違い、言い合いになってしまったり、時には泣きながらお打合せをされたことも何度かありました。
だけど、最後にはみんな
『結婚式をしてよかった。』
と、最高の笑顔で言ってくれます。
『結婚』という新しいかたちを築く上で時にはぶつかる事も必要だと感じています。
ウェディングプランナーをする中で、新婦さまからお電話を頂いたことがありました。
それは、2人のこれからの関係に対する不安や迷いのお電話でした。
結婚準備にいっぱいいっぱいになってしまうと、どうしても気持ちの余裕もなくなってしまいます。
泣きながらお電話をかけてきてくれた新婦さまに、私はただ話を聞く事しか出来ませんでしたが、一番近くで結婚式の準備をするお2人を見てきた分、友達のような家族のような想いで寄り添い電話をさせていただきました。
次のお打合せでは、あの日の電話が嘘のように仲良く笑顔で来てくださり、今まで以上に絆が深くなっているように感じました。
自分の気持ちを溜め込まずに吐き出すことも結婚準備をする中で大事な事だと実感しました。
身近な人ほど言いにくい事や、相談できないことも
『プランナーになら言えるかも』
そう少しでも思ってもらえると嬉しいです。
結婚式の内容を決める事だけではなく時には一緒に悩んだり迷ったりしながら、お2人と同じ想いで結婚式を作り上げていきたいと考えています。