これからの結婚式の在り方
- 綾乃 久津呂
- 2020年5月5日
- 読了時間: 2分
今日、パソコンで結婚式の引出物について調べていると、
カタログギフトの最新版?の商品がでてきて見てみると、
引出物をカタログから選ぶのではなく、
携帯やパソコンから商品を選んで注文できる商品がありました。
なので、当日持ち帰るものはネットを検索するためのアドレスが記載されたハガキ一枚だけ。
ネット社会でペーパーレスな今、
当たり前といえば当たり前なんだけど
わたしが式場プランナーを始めた頃は、
まだカタログギフト自体が斬新で、
商品を持ち帰らず、カタログで渡すなんて時代だなぁと思っていたのに、
今ではカタログ自体なくなりつつある事に少し驚きました。
それと同時に、結婚式の在り方
つまりはウェディングプランナーの在り方も大きく変わっていくんだろうなと思いました。
引出物もネットを見れば、情報が溢れていて自分で何でも注文できてしまう。
ドレスもアルバムも、演出も
調べれば大量の商品と情報が全てでてきて自分で手配できてしまう。
下手したら新郎新婦さまの方が、
結婚式の情報に敏感で、いろんな事をすでに知っているのかもしれない。
そうなったら、結婚式は自分手配で全て完結できてしまう。
きっと、これから徐々に自分プロデュースで結婚式をする人も増えてくるのかなと思うんです。
だから、ウェディングプランナーが必要とされるには
あらゆる情報に対して正しく理解をし、
新郎新婦さまに合ったモノを提供できるようにならないといけないと思うのです。
新郎新婦さまが望む結婚式のカタチとは何か、それを汲み取れる力と
私たちが今まで数多く結婚式を見てきた中で本当に伝えなくてはいけないものは何なのか、
さいごは結局、自分がどれだけふたりの結婚式に愛情をもてるかなんだと思います。
新郎新婦さまに言われたものだけを、
発注して完成する結婚式は
もう終わりを迎えるんだと
今日、強く感じました。

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